本日14日に佐賀競馬9R(発走時間16:30)で行われる
サマーチャンピオン(3歳上・ダ1400m・ハンデ・1着賞金2100万円)に中央馬5頭、地方馬6頭の計11頭が出走する。今年は
JRA勢に重賞馬がおらず、混戦模様の一戦となりそう。
約3ヶ月ぶりの実戦となる
スマートレイチェル(牝5、栗東・
西園正都厩舎、ハンデ52.0kg)は、前走の
シドニーT(3勝クラス)を制してオープン入りを果たし、今回が重賞初挑戦となる。過去10年では、すべて4コーナーで先頭集団にいた馬がそのまま勝利しており、近走逃げの競馬が多い同馬には相性の良い舞台だろう。鞍上は久々となる
武豊騎手。
こちらも今回が重賞初挑戦となる
ヒザクリゲ(牝4、栗東・
牧浦充徳厩舎、ハンデ53.0kg)は、目下3連勝中の上がり馬。前走はスタートでやや立ち後れたものの、テンの速さを活かして3番手につけ、直線でも最後まで伸び脚を見せた。今回は距離延長で挑む初の1400m戦となるものの、連勝街道を突き進めるか。鞍上は
横山典弘騎手。
出走馬中、唯一の重賞馬
マサヤ(牡8、佐賀・
東眞市厩舎、ハンデ52.0kg)は、これまでに佐賀の舞台で重賞7勝を挙げている。
サマーチャンピオンは今年で3年連続3回目の出走となり(2017年は7着、2018年は8着)、今回と同舞台で行われた前走の準重賞では3着に入った。
小松丈二騎手と久々の重賞制覇を狙う。
3歳春以来のダート戦出走となる
グランドボヌール(牡5、栗東・
鈴木孝志厩舎、ハンデ54.0kg)は、前々走の
CBC賞で6着、前走の
中京記念で5着に入った。半兄には
兵庫ジュニアグランプリを制した
ゴーイングパワーや
プロキオンS4着の
ゴーインググレートがいるだけに、久々のダート戦がプラスに出る可能性も充分にある。鞍上は
和田竜二騎手。
他には、5戦連続で馬券圏内に入っている
ハクユウスターダム(牡6、佐賀・
東眞市厩舎、ハンデ52.0kg)や唯一の3歳馬ナラ(牝3、笠松・
湯前良人厩舎、ハンデ52.0kg)らも出走する。