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【門別競馬情報】今年も上位独占うかがうJRA勢、割って入れるか地元アルティマウェポン ブリーダーズGC/地方競馬情報

  • 2019年08月15日(木) 17時00分
 昨年2着JRAプリンシアコメータが雪辱を果たすのか、関東オークスJpnII逃げ切り快勝の3歳牝馬ラインカリーナが世代交代を告げる快走を見せるのか。それとも、他の伏兵陣の台頭があるのか――。

 「お盆休みシリーズ」の掉尾を締めくくる15日(木)門別グランシャリオナイター11R(発走20時00分)で、ダートグレード競走「第31回ブリーダーズゴールドカップJpnIII/3歳以上牝・2000m外回り、1着3100万円」が行われる。

 2014年に3歳以上牝馬限定のJpnIII競走に変更されて以降も、JRA勢が上位を占める傾向は変わらず。地方馬による優勝となると、「馬インフルエンザ発生」によりJRA所属全馬が当日に競走除外となった2007年(旭川2300m)ギルガメッシュ(門別・角川秀樹厩舎、齊藤正弘騎手)を除けば、レース創設年の1989年=第1回フェートノーザン(笠松・吉田秋好厩舎、安藤勝己騎手)のみ。基本的にはJRAの上位人気馬が勝つ確率が非常に高いレースだ。

 おそらく今夜も、JRA6プリンシアコメータや同2ラインカリーナ、11アンデスクイーンらが上位人気に推され、3クイーンマンボや9ビスカリアらが続くといった人気構成となるのだろう。そして、レースもこれら人気上位のJRA勢が支配する可能性が高そうではあるが、もし地元門別勢で割って入る可能性があるとすれば、前走ノースクイーンカップH2の4着で株を下げた4アルティマウェポン(牝6・林和弘厩舎父ヨハネスブルグ井上俊彦騎手55キロ)ではないか。

 JRAデビューでダート3勝、旧1600万下条件まで出世した実力馬で、昨春の門別転入から牝馬重賞を3戦(ヒダカソウカップH2=4着、ノースクイーンカップH2=6着、ブリーダーズゴールドカップJpnIII=7着)した後、道中の流れが速い南関東での牝馬ダートグレード競走で覚醒。JBCレディスクラシック前哨戦の10月大井1800mの「レディスプレリュードJpnII」を13番人気の低評価を覆して3着に追い込み、複勝5620円、3連単143万円オーバーという超高配当の立役者となった。

 その後も、12月船橋1800m「クイーン賞JpnIII」で5着、明けて今年1月の大井1800m「TCK女王盃JpnIII」でも4着と続けて好勝負。地方所属牝馬として、このところのダートグレード競走で健闘が目立っている。スローからの「瞬発力比べ」は得意じゃなく、道中速めに流れての直線「持久力比べ」で真価を発揮するタイプだけに、スピードに秀でるJRA勢が交じるダートグレード競走の方がより走りがフィットするのだろう。

 林和弘師は昨夜、門別から唯一頭、遠征で挑んだリンノレジェンド黒潮盃SIIを快勝。流れが来ているし、勢いも最高潮だ。4アルティマウェポンに「健闘以上」の走りに期待を懸けてみたい。

(文=ひだか応援隊)

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