スマートフォン版へ

【札幌記念】逃げ馬の好走は少ない 意外とマクリが嵌るコース /コース解説

  • 2019年08月18日(日) 06時03分
 18日に札幌競馬場で行われる札幌記念(3歳上・GII・芝2000m)の舞台となる札幌芝2000m。このコースについて解説していく。

 札幌競馬場の1周距離は1659.8m(Cコース使用時)。高低差は0.7mと全周にわたってほぼ平坦なコースで、ゴール前直線は269.1m(Cコース使用時)と短い。高低差が3.5mと起伏が激しい函館コースとの違いは頭に入れておくべきだろう。

 札幌競馬場の特徴はコーナー半径の大きさで、コース全体においてコーナー部分の占める割合が大きい点。それだけに、道中で外外を回らされると苦しい。

 札幌芝2000mは4コーナー奥のポケットからのスタート。初角となる1コーナーまでは385mで、芝1800mからまるまる200m延びる形となる。

 コース形態的には逃げ・先行有利に映るが、過去3年で3コーナー4番手以内からの馬券絡みは16年に逃げ切り勝ちを収めたネオリアリズムのみ。特に昨年は前半3ハロン通過が34.4秒というハイペースになり、4コーナー9番手以下の3頭がワンツースリーという前崩れになっている。意外とマクリが嵌るコースでもあり、ペースや展開によって結果が左右されやすいのが特徴だ。

 札幌記念は2回札幌の2日目。1回札幌は全6日間Aコースを使用して開催され、2回札幌よりCコースでの開催。柵が外側に3メートル移動して、内の荒れた部分がカバーされる形になる。1回札幌は降雨が多かったものの、比較的、速めの時計で推移した。今回の柵移動によって時計が速くなるのか、あまり変わらないのかは、実際のレースを見て判断するしかないだろう。洋芝は状態が悪化すると一気に時計を要する傾向があるだけに、しっかりと土曜の時計をチェックしたい。

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す