6月23日の
宝塚記念(GI)を制した
リスグラシュー(牝5、栗東・
矢作芳人厩舎)は、10月26日にオーストラリアのムーニーバレー競馬場で行われる
コックスプレート(G1・芝2040m)へ向かうことがわかった。所属するキャロットクラブが20日、ホームページで発表した。
リスグラシューは
父ハーツクライ、
母リリサイド、その父
American Postという血統。
コックスプレートの優先出走権付与対象競走である
宝塚記念を制しているため、優先出走権を獲得しているほか、同レースを制した場合には1着賞金300万豪ドル(約2億1624万円)に加えて、200万豪ドルのボーナスが獲得できる。また、検疫の問題もクリアになったとのこと。
現在はノーザンファームしがらきで調整中。出国検疫の兼ね合いから国内の
ステップレースは使わず、今後は検疫に備えてノーザンファーム天栄に移動する予定。
コックスプレートには
リスグラシューのほか、
クルーガー(牡7、栗東・
高野友和厩舎)、
マイネルファンロン(牡4、美浦・
手塚貴久厩舎)、
スズカデヴィアス(牡8、栗東・橋田満厩舎)の3頭も出走に前向きな姿勢を示している。