「新潟2歳S・G3」(25日、新潟)
新潟の新馬戦で鮮烈デビューを飾った
ウーマンズハートは21日、開門から約20分後の栗東坂路に登場。前肢でチップをつかむような独特のフォームで、馬場の真ん中をグングン加速。荒れた馬場をモノともせず、単走で4F53秒2-38秒0-12秒1をマークした。
しまい気合をつけた程度で、最後までノーステッキ。スピード&パワーを感じさせる走りに、伊藤助手は「前回と同じような感じでしまいサッと。変わりなく順調です」と内容に合格点を与える。
香港の名馬ラッキーナインを筆頭に、
ティーハーフや
サドンストームなど、短距離での活躍が光る牝系だが、伊藤助手は「父が違う分もあるでしょうが、走りに柔らかみがありますね」と、中〜長距離で活躍した
父ハーツクライの影響力を強調。初戦で直線内にモタれた面も「若さが出たのかな。改善されると思う」と2戦目の上積みに期待する。
長所は何と言っても初戦で放った上がり3F32秒0の切れ味。重賞の舞台で再びさく裂させる。
提供:デイリースポーツ