22日、
サートゥルナーリアが栗東トレセンに戻ってきましたね!同日、
ヴェロックスも栗東に戻ってきているし、札幌には
メイショウテンゲンも帰ってきている。秋が、秋競馬が近くに迫ってきたな、と感じます。
さて、
サートゥルナーリアは北海道でどんな夏休みを過ごしていたのでしょう?気になりますね。そこで、先日ノーザンファーム早来から
サートゥルナーリアが栗東トレセンに戻ってきた際、同馬のデビュー前の育成調教も担当していたノーザンファーム早来の伊藤さんが帯同されてきたのでお話を伺いました。まず、ダービーのあとはそのままノーザンファーム天栄へ移動し1週間ほど滞在。その後、北海道へ移動しました。
「早来に戻ってから1週間くらいはラクをさせまして、その後はトレッドミルで立ち上げました。」(伊藤さん)
やはりというか、少しラクをしたことでそれまで蓄積していた疲れがドッと出たようです。
「動き出してからは若干内臓面の疲れがみられましたが、1週間弱で回復。良くなってきたら栄養の吸収も良くなり、体はふっくらしてきました。春の激戦で体がしぼんだ分、しっかりと回復させたかんじです。」(伊藤さん)
体が回復したら、調教のピッチを上げて余計な脂肪を落とす方向に
チェンジ。いいかんじに余裕を持たせた体で栗東に帰ってきました。
「あとは角居厩舎の素晴らしいスタッフの皆さんにお任せするだけです。ある意味、いちファンの気持ちでレースを見守りたいという想いです。」(伊藤さん)
本当にデビュー前も含めて牧場で大切に手を掛けられているのだな、というのが伊藤さんのお話からしみじみ伝わりました。
神戸新聞杯はその後の
サートゥルナーリアの進路を占う意味でも重要な一戦です。わたしたちもその行く末をしっかりと見守りたいものです。
(取材・文:花岡貴子)