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1億7000万円で落札された注目馬、アルジャンナが川田将雅騎手でデビュー/関西馬メイクデビュー情報

  • 2019年09月02日(月) 18時00分
 今週から秋競馬。中山、阪神でも新馬戦が行われるが、阪神の開幕週といえば、2015年から新設された芝2000mの番組が後のGIで活躍する馬を送り出している。

 2016年にハナ差2着に敗れたスワーヴリチャード(栗東・庄野靖志厩舎)はこの開催の最終週に同じ阪神芝2000mの未勝利戦を勝ち上がり、3歳時は日本ダービーで2着。その後もGI戦線で活躍し、4歳になって大阪杯を制している。

【9月7日(土) 阪神芝1400m(牝)】

ラインエンジェル(牝、父ジャスタウェイ母ラインアンジュ、栗東・松永昌博厩舎)

 母系には2000年南部杯を勝ったゴールドティアラ(父Seeking the Gold )や芝長距離で5勝(ダートでは1勝)を挙げたゴールデンハインド(父クロフネ)がいる血統。母は現役時代に芝1200mで3勝を挙げている。

 本馬は8月28日に芝馬場で新馬ハクアイブラックと併せて互角の動き。ゴール前での手応えはむしろこちらが優勢という感じだったが、その相手は先週の小倉芝1200mを2着している。

 それから推測しても、初戦から勝ち負けできるレベルにあるはずだし、母系からのスピードがしっかりと伝えられている。鞍上は幸英明騎手が予定されている。

【9月7日(土) 阪神芝1600m】

ゴルトファルベン(牡、父オルフェーヴル母バシマー、栗東・吉村圭司厩舎)

 母系にはディープインパクト(父サンデーサイレンス)の名が出てくる良血で、半兄には芝で2勝、ダートで1勝を挙げているバシレウスライオン(父キンシャサノキセキ)がいる。

 本馬はゲート試験に合格した後、リフレッシュ放牧を挟んでの再入厩。坂路とCWを併用して仕上げられているが、レースで騎乗予定の浜中俊騎手が跨った8月29日のCWでは古馬1勝クラスを追いかけて楽々と先着。

 6F81.4秒という数字は時計を要する馬場状態だったことを考慮すると、かなり速い。追うごとにその動きが良くなっている印象も受けるだけに、最終追い切りでもどんな動きを見せるか楽しみ。

【9月8日(日) 阪神ダート1400m】

アルコレーヌ(牝、父ゴールドアリュール母マチカネタマカズラ、栗東・奥村豊厩舎)

 半姉に芝で3勝を挙げ、2017年オークスにも出走したホウオウパフューム(父ハーツクライ)がいる。本馬はゲート試験に合格した後、一旦放牧へ出されており、8月21日にノーザンFしがらきから栗東へ帰厩している。

 8月29日にCWで併せ馬を行い、先行して同入。3頭併せの真ん中というシチュエーションに少し戸惑うような仕草を見せていたが、この経験は実戦で役立つはず。

 なお、鞍上はC.ルメール騎手が予定されている。

【9月8日(日) 阪神芝2000m】

アルジャンナ(牡、父ディープインパクト母コンドコマンド、栗東・池江泰寿厩舎)

 2017年セレクトセール当歳にて、1億7000万円で落札された注目馬。すでに当欄で紹介したものの、8月4日の小倉芝1800mが除外。その直後にここを目標に定めて、一旦放牧へ出されている。

 前回在厩時から追い切りでの動きは目立っていたが、それが相変わらずと思わせたのが、8月28日のCW。前にはサトノルークス、後ろからはジャンダルムが追いかけてくるという、重賞レースのような設定だった。

 最後の直線はインからジャンダルムが迫ってきて、さすがに一瞬遅れそうな格好は見せたのだが、併走してゴール前になると、むしろ手応えはこちらの方が優勢。

 攻め馬は抜群に動く先輩を相手に、あれだけ余裕のあるゴール前を見せられてはお手上げ。あとは実戦でどんな走りを見せてくれるか。

 鞍上は川田将雅騎手が予定されている。

(取材・文:井内利彰)

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