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【京成杯AH】2015年から傾向が大きく変わったレース/JRAレース展望

  • 2019年09月03日(火) 06時00分
 秋競馬の開幕を告げるマイル重賞として長い歴史を持つ。ハンデ戦であることと、GI戦線を見据える一線級の参戦が少ないことから波乱の起きやすいレースであったが、ここ3年は1番人気馬が人気に応えて勝利している。

1.距離短縮馬優勢

 中山芝コースは2014年12月から新路盤となり、以降開幕週は基本的に時計が掛かってパワーが必要な馬場での開催となっている。このレースも改修後の4年で距離短縮馬から勝ち馬が3頭出ており、スピードよりスタミナ・パワー優勢のレースに変わった。尚、距離延長馬は過去4年でまだ一頭も馬券に絡んですらいない。改修前の12、13年の勝ち馬が前走1400mだったことを考えても、この変化は見逃せない。

2.差し有利

 過去4年で4角3番手以内から馬券に絡んだ例はまだない。対して、上がり3F1位だった馬が3勝2着1回とほぼパーフェクトな成績を収めている。完全に差し有利と見て良さそうだ。

3.馬体重に注目

 パワーという点に関して、馬体重も一つのバロメーターとなる。過去4年の成績で、500kg以上だった馬は複勝率28%。対して、馬体重499kg以下だった馬は複勝率13.9%しかない。大型馬を中心視した方が良さそうだ。


 登録時点では除外対象だが、プロディガルサンに期待したい。ゴール前で気を抜いてしまう気性の持ち主で、東京など他の広いコースでは差し遅れてしまうケースが多く、またスローペースからのヨーイドンという競馬も得意ではない。ゆえに、[2-2-2-0]という戦績が示す通り、直線が短い中山コースに変わるのはプラス。前走1800mを走った臨戦過程も良い。

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