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【京成杯AH】複数回勝利しにくい稀有な種牡馬傾向/データ分析(血統・種牡馬編)

  • 2019年09月04日(水) 19時36分
 8日に中山競馬場で行われる京成杯オータムH(3歳上・GIII・芝1600m)について血統・種牡馬別に検証していく。ただし、新潟競馬場で開催された2014年は除く。

 過去10回で最多となる6回の馬券絡みがディープインパクト。次点で2回のキングカメハメハタニノギムレットスウェプトオーヴァーボードが続く。なお、データ集計期間外を含め、京成杯オータムHは過去に優勝例のなかった種牡馬の産駒が勝利しやすい傾向にあることも少し意識してみたい。

 ロードカナロア産駒は初出走となるが、今年は上位人気と目されるグルーヴィットのほか、トロワゼトワルが出走を予定している。同産駒は下級条件を含めれば同コースの成績が「7-10-4-50」勝率9.9%、他コースと比較した場合に勝率が冴えない数値であることは否めないだろう。ただし、先述の通り同産駒は京成杯オータムHで優勝例がないことをプラスに捉えられる可能性がある。

 スクリーンヒーロー産駒は延べ2頭が出走して「0-0-0-2」、今年は前走中京記念でハナ差及ばず2着に敗れたクリノガウディーがスタンバイ。同産駒は下級条件を含めた同コースの成績が「12-1-3-59」勝率16.0%、これは今回出走する種牡馬のなかでも最高値となる数値を記録している。また、同産駒はJRA重賞14勝のうち6勝を中山競馬場で挙げている点でも強調できそうだ。

 ディープインパクト産駒は延べ12頭が出走して「1-4-1-6」、昨年はミッキーグローリーワントゥワンのワンツー決着となっていたが、同産駒は初出走となった13年から毎年一頭以上が馬券対象となり続けており、17年ガリバルディ(11人気2着)、15年エキストラエンド(11人気2着)など、人気薄でも侮れないので注意したい。今年はフローレスマジックディメンシオンプロディガルサンの3頭が出走を予定している。

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