8日に中山競馬場で行われる
京成杯オータムH(3歳上・GIII・芝1600m)について枠順・馬番別に検証していく。ただし、新潟競馬場で開催された2014年は除く。
過去10回、馬番別では最多となる6回の馬券絡みが3番。次点で4回の7番が続き、3回が8番、14番となっている。昨年は
トーセンデュークが12人気11着と結果を残せなかったが、17年
ガリバルディ(11人気2着)、08年
レッツゴーキリシマ(10人気2着)など、二桁人気馬の激走も含めて「2-3-1-4」複勝率60%という成績の馬番3番には注意を払う必要がありそうだ。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 0-1-0-14 複勝率6.7% 複勝回収率27%
2枠 2-3-2-10 複勝率41.2% 複勝回収率134%
3枠 1-0-2-17 複勝率15.0% 複勝回収率33%
4枠 0-2-0-18 複勝率10.0% 複勝回収率127%
5枠 4-1-1-13 複勝率31.6% 複勝回収率61%
6枠 2-1-2-15 複勝率25.0% 複勝回収率113%
7枠 0-0-3-17 複勝率15.0% 複勝回収率48%
8枠 1-2-0-17 複勝率15.0% 複勝回収率43%
【1・2人気】
1〜4枠 3-0-3-5 複勝率54.5% 複勝回収率109%
5〜8枠 3-1-0-5 複勝率44.4% 複勝回収率68%
【3人気以下】
1〜4枠 0-6-1-54 複勝率11.5% 複勝回収率77%
5〜8枠 4-3-6-57 複勝率18.6% 複勝回収率66%
複勝率を考慮すると先述した馬番3番が収まりやすい2枠の成績が抜けており、複勝回収率においてもトップの数値を記録している。しかし、勝ち馬に限れば外枠優勢の傾向にあり、1〜4枠から勝利した3頭はいずれも1・2人気に推されるような馬だったので、人気と枠順の兼ね合いを意識してみると馬券も組み立てやすいかもしれない。