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マースプリントシリーズ第4戦、及び1着馬に
スプリンターズS(9/29・GI)の優先出走権が与えられる
セントウルS(GII・阪神芝1200m)に、美浦から出走する注目馬2頭について各調教師のコメント。
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タワーオブロンドン(牡4・美浦・
藤沢和雄)について、藤沢調教師。
「前走(
キーンランドC・GIII・2着)はスタートがさほど良くなくて後ろからの競馬になりましたが、最後は脚を使っていますし、斤量(58キロ)を考えるとよく頑張っていました。
今週(9/4)の追い切りの時計はそれほど速くなかったですが、動きも良くて、前走からの上積みもありそうです。阪神の1200mは初めてになりますが、これまでの阪神での走りから、このコース自体は向いているでしょう。ここ2戦が惜しい競馬だったので、何とか頑張ってほしいですね」
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ペイシャフェリシタ(牝6・美浦・
高木登)について、高木調教師。
「前走(
キーンランドC・7着)はスタートが良過ぎて、前を追いかけ過ぎた感じになりました。北海道から美浦に帰ってきてからも、調子は落ちてはいません。
最近は前が止まらないこともありますが、本来は脚を溜めて差す競馬をする馬なので、道中馬なりで進んで終いを伸ばす形でどこまでやれるかでしょう」
(取材・文:佐々木祥恵)