春は
チューリップ賞と
桜花賞をともに2着に健闘した
シゲルピンクダイヤ。
オークスでは12着という結果でしたが、この時に外傷を負っていたそうです。
「ゲート入りの時に脚に外傷を負ってしまいました。レースの結果はその影響もあったのでは?と思っています」と渡辺師。
シゲルピンクダイヤはもともとすごくすごく気の強い性格で、自分の周囲の馬だけでなく人をも威嚇するようなところがあるんです。ゲート入りで周囲がわさわさとしていたので、そういった気性が良くないように影響してしまったのかもしれませんね。
「でも、その気の強さが武器でもあるんです。最近は春より少し落ち着いてきたようにも感じます」
そして、そういった気性や父が
ダイワメジャーという点から距離延長が不安視される声もありますが、渡辺師はまだ期待を抱いていますよ。
「
オークスではその外傷の影響もありますから、距離がもたない、とはまだ結論づけたくないですね」
春は少し線の細さがみられた
シゲルピンクダイヤですが、すごくいいかんじですよ!この秋は
ローズSから
秋華賞に向かいます。
(取材・文:花岡貴子)