本日12日に浦和11Rで行われるテレ玉杯
オーバルスプリント(3歳上・ダ1400m・1着賞金2100万円)に中央馬4頭、地方馬7頭の計11頭が出走する。今年は同レースと同舞台で行われる
JBCスプリントに向け、例年以上に注目を集める一戦となりそうだ。
前走のプラチナCを制して、重賞連勝を果たした
ノブワイルド(牡7、浦和・
小久保智厩舎)は、連覇がかかる一戦となる。今回と同舞台の浦和1400mでは、これまで8戦して5勝と相性も良く、
キタサンミカヅキらを破った前走の58kgから3kg減の55kgで挑めるのも好材料だろう。鞍上は
左海誠二騎手。
ワイドファラオ(牡3、栗東・角居勝彦厩舎)は、初ダート戦となった前走の
ユニコーンSで、最内枠から先手を奪い、直線では後続に詰め寄られてから再度伸び脚を見せ、しぶとく逃げ粘った。今回が地方初参戦で、かつ古馬との初対決となるものの、史上初の3歳馬による勝利を狙う。鞍上は
福永祐一騎手。
ヤマニンアンプリメ(牝5、栗東・
長谷川浩大厩舎)は、前々走の
北海道スプリントCを3馬身差で制し重賞初制覇を果たすと、続く
クラスターCでも完勝した。地方の舞台では、コースや脚質を問わず堅実な成績を収めており、これまで5戦して馬券圏内率は100%となっている。
今回が浦和への再転厩初戦となる
ブルドッグボス(牡7、浦和・
小久保智厩舎)は、前走
クラスターCに出走し5着となった。2017年には、
クラスターCを制してから
オーバルスプリントでも3着に入り、これまでにも中央の重賞、または交流重賞で幾度も馬券圏内に入る活躍を見せている。鞍上は
御神本訓史騎手。
他には、今年の
さきたま杯2着馬
サクセスエナジー(牡5、栗東・
北出成人厩舎)や大井の
藤本現暉騎手が騎乗する
ノボバカラ(牡7、栗東・
森秀行厩舎)らも出走する。
発走時刻は16:35。12:00時点での天候は晴れ、馬場状態は重となっている。