15日に阪神競馬場で行われる
ローズS(3歳・牝・GII・芝1800m)について枠順・馬番別に検証していく。
過去10年、馬番別では最多となる4回の馬券絡みが6番。3回で8番と13番が続き、2回が1番、2番、3番、4番、7番、11番、15番、16番となっている。取り立てて大きな偏りは見受けられず、どの馬番からも満遍なく好走馬が輩出されている印象だ。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 1-1-1-12 複勝率20.0% 複勝回収率116%
2枠 1-1-2-13 複勝率23.5% 複勝回収率257%
3枠 1-1-2-14 複勝率22.2% 複勝回収率113%
4枠 1-1-0-16 複勝率11.1% 複勝回収率13%
5枠 2-0-0-17 複勝率10.5% 複勝回収率30%
6枠 1-2-0-17 複勝率15.0% 複勝回収率16%
7枠 2-3-3-15 複勝率34.8% 複勝回収率187%
8枠 1-1-2-20 複勝率16.7% 複勝回収率81%
【1〜5人気】
1・2枠 2-0-0-4 複勝率33.3% 複勝回収率110%
3〜6枠 5-4-1-23 複勝率30.3% 複勝回収率50%
7・8枠 1-0-3-7 複勝率36.4% 複勝回収率106%
【6人気以下】
1・2枠 0-2-3-21 複勝率19.2% 複勝回収率209%
3〜6枠 0-0-1-41 複勝率2.4% 複勝回収率36%
7・8枠 2-4-2-28 複勝率22.2% 複勝回収率141%
枠順別成績においては人気を問わず外枠>内枠>中枠と好走率の観点から優劣を付けられそうで、特に6人気以下の人気薄に限れば1・2枠は優勝例なし、3〜6枠は連対例なし、と大まかに線引きをすることで馬券の組み立てにもメリハリを付けることができるかもしれない。
なお、今年は特別登録の段階で12頭しか出走予定がなかったが、12年(=11頭立て)と10年(=12頭立て)は12頭立て以下で行われており、1〜4枠「0-0-0-8」、5〜8枠「2-2-2-8」と少頭数でも外枠優位に働いていたことは覚えておきたい。