netkeibaデータベースの
リニューアルにより加わった「データ分析」から興味深い数値を紹介します。「データ分析」では騎手と調教師の相性も一目瞭然。「直近1年」「直近5年」「通算」のコンビ実績を調べることができます。「データ分析」から浮かび上がった
ローズSの「ゴールデンコンビ」はこちら。
【石坂正厩舎×
北村友一騎手(
モアナアネラ)】
このコンビの「直近5年」成績は6-7-11-27で、複勝率47.1%、複勝回収率160.4%となっている。「直近1年」に絞った場合は3-5-8-15。複勝率51.6%、複勝回収率144.8%。複勝回収率こそ僅かに下がっているが、複勝率は5割超えとなっている。出走回数31回は、
浜中俊騎手、
松山弘平騎手に次ぐもので、ここにきて確実に存在感を増していることが窺える。着外15回で1番人気に支持されていたことはなく、3番人気以内も2頭だけ。人気以上に走ってくれる可能性が高いコンビだ。
今回の
モアナアネラへの
北村友一騎手の起用は、それだけ本気度が高いということだろう。
ローズSは春の実績馬が顔を揃える一戦となったが、漸く軌道に乗ってきた
キングカメハメハ×
ジェンティルドンナという超良血馬が、一気にGIの切符を手中に収めるシーンがあっても不思議ではない。