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【セントライト記念予想】中心馬不在であがり馬◎オセアグレイトに期待/JRAレース展望

  • 2019年09月16日(月) 06時05分
 上位3着までに菊花賞への優先出走権が付与されるレースで、過去10年では一昨年のクリンチャー、15年キタサンブラック、12年スカイディグニティ、09年フォゲッタブルがこのレースをステップ菊花賞で連対を果たしている。

 メンバーを見渡すと、ダービー出走組では13番人気5着ニシノデイジーと、5番人気7着ランフォザローゼスが上位だろうが、確固たる中心馬不在で混戦模様だ。

 ならば、夏のあがり馬を狙いたい。◎オセアグレイトは未勝利脱出まで時間を要したが初勝利から3連勝。先行力があって、折り合いに不安はなく持久力にも優れている。今回が初の重賞挑戦で試金石の1戦となりそうだが、父がオルフェーヴルで、母の父は欧州の名マイラーで凱旋門賞馬サキーを輩出したバーリ。馬格にも恵まれており、豊かな将来性を感じさせる1頭だ。

 重賞2勝、ホープフルS3着の◯ニシノデイジーにとっては不完全燃焼の春だったが、ハービンジャーの産駒は昨年のノームコア、一昨年のディアドラと9月の中山競馬で2年連続重賞勝利中。ひと夏越した成長も楽しみな1頭だ。

 青葉賞に勝って、堂々とダービーに駒を進めた▲リオンリオンだが、前半1000m57秒8、マイル通過1分34秒5はいかにも速過ぎた。しかし、この馬のスピードと粘り強さは中山競馬場2200mコースで大きな武器になりそうだ。

 3連勝中の△ザダルプリンシパルSで負かした相手関係からは当然有力だろうし、春シーズンはまだ子供っぽかった△サトノラディウス、△サトノルークスがどんな馬体で出てくるかも楽しみだ。最後に1頭きさらぎ賞2着△タガノディアマンテの名前も挙げておきたい。

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