ローズSは
秋華賞へ向けての
ステップレースではあります。しかしながら、距離的には
秋華賞よりこちらのほうがいいぞ、と思える有力馬たちがしのぎを削る一戦としても、とても面白いレースになると思います。
ダノンファンタジーは中間の馬体重が約470キロ。最終追い切りは川田騎手が騎乗してCWコースで半マイル程度が時計になるかんじで行われています。
「コントロールに重点を置いての追い切りとなりました、やれば時計は出る馬ですが、川田さんはガス抜きというかストレス発散のようなイメージで追い切ってくれました。最後は気分よく伸ばしていくようなかんじでした」と猿橋助手。
普段はとても扱いやすい女のコだそうですが、調教はグッと気持ちが入るのでそのテンションの調整はデビュー以降の課題でもあります。
「調教ではコントロールの部分で課題はありますが、競馬では上手に走ってくれる馬です。これまでどおりならクリアしてくれると思います」
とても順調にここまできています。
「いい具合で夏を越したな、と思います。無事、本番に向かって欲しいですね」
他では、
ビーチサンバが気になります。春は馬体が細くなりがちでしたが、すっかりたくましくなりました。
「カイバをよく食べるようになったので、その分より追い切りも消化できるようになっています。距離もあっていますし、楽しみです」と大江助手。春よりもパワフルなレースが期待できそうです。
あとは
シゲルピンクダイヤの雰囲気もいいですよ!
(取材・文:花岡貴子)