中山の
セントライト記念では、
メイショウベルーガの仔である
メイショウテンゲンが秋競馬に向けて始動します。この夏は、暑い栗東トレセンではなく涼しい函館競馬場に帰厩。栗東には、かなり涼しくなったころに戻ってきています。
「北海道でもすごく順調に過ごせましたね。栗東に戻ってから少し残暑が厳しかったりしましたが、無事乗り切ってくれました」と担当の土屋助手。
夏を越したテンゲンくん、少し背が伸びた印象こそありますが、全体的な雰囲気はあまり変わっていないかな(笑)。ガツンと大人っぽくなった印象は受けませんでした。
「まだ緩さはありますね。これからもっと成長してくると思います」
今回の舞台は
弥生賞を勝った中山コース。
弥生賞は道悪でしたが、今週は小雨が時折チラつくとはいえ、極端に悪い馬場にはならなさそうです。
「重馬場の
弥生賞で勝ちましたが、良馬場でも走れる馬だと思っており、馬場は問わないと思っています。距離も問題ないです。次に繋がるような内容のレースを期待しています」
(取材・文:花岡貴子)