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【オールカマー】特徴的なレイアウトでリピーターが多い/コース解説

  • 2019年09月22日(日) 06時02分
 22日に中山競馬場で行われるオールカマー(3歳上・GII・芝2200m)の舞台となる中山芝2200m。このコースについて解説していく。

 ホームストレッチ右端からのスタートで、初角となる1コーナーまでの距離は432m。2200mは外回りなので、2コーナーまでは緩やかなカーブとなる。2コーナー過ぎで頂上まで上りきると、あとは緩やかな下りが続き、残り200m地点からは高低差2.4mの急坂というレイアウト。向正面から3〜4コーナーまで緩やかなカーブが続くこともあり、スピードが出やすいコースとして知られている。

 2度の坂越えに、特徴的なコースレイアウトも相まって、リピーターが多いのも特徴。2007年〜2009年にはマツリダゴッホが三連覇を達成している。

 4回中山は前半5日間はBコース、後半4日間はCコースで開催される。オールカマーは7日目に行われるため、Cコース使用2日目ということになる。

 中山は通常はオーバーシードで行われるが、この4回開催は野芝100%で行われる。夏場に養生され、芝の状態は良く、速い時計が記録されるのが、秋の中山開催の特徴だ。今年は、開幕週の京成杯AHでは日本レコードが記録されるほどの高速馬場となっている。とはいえ、セントライト記念は道悪で行われ、今週末も荒天が予想されている。Cコース替わりの影響も含めて、しっかりと馬場状態、走破時計をチェックして臨みたい。

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