この夏にデビューする予定だった
セイウンラストヘイ。球節がモヤっとしていたので大事をとって一旦放牧に出しており、22日の阪神5レース(芝2000m)は満を持してのデビュー戦となります。
「調教をやり出したあたりから走りそうな感触もありましたので、球節に不安が出たときはすぐに大事をとってデビューを取りやめて放牧に出しました」と宮本師。
約520キロの大型馬ゆえに脚元が気になるところですが、今のところは特に問題なさそうです。
「競馬は510キロ台で出せたらいいな、と思っています。大型馬でパワフルですが動きには素軽さもあります。ゲートも速いですよ」(前川助手)
カイバをしっかり食べてくれていて、調教をしっかりやっていても体が減らないとのこと。しっかり食べた分が身になっているのでしょうね。スカッとした晴天というわけにはいかなさそうですが、お天気は以前の予報より落ち着きそうなのは良かったですね。
「仮に道悪になっても、大丈夫そうです。調教ではウッドチップを被ってもまったく怯むところがないのもいいですね」(前川助手)
デビュー戦から楽しみに出来そうな1頭です。期待しています!
(取材・文:花岡貴子)