夏場は休養に充て、9月5日にノーザンF空港から栗東へ帰厩した
ラッキーライラック(栗東・
松永幹夫厩舎)。秋は
府中牝馬S(10月14日・東京芝1800m)からの始動を予定しており、今朝はレースに向けた2週前追い切りを行っている。
CWコースで単走。2回目のハローが終了した時間帯ということもあって、混雑した馬場で、周囲では追い切りがたくさんという状況。それでも自分のリズムを崩すことなく、じっくりとゆっくりと道中を進めていく。
速すぎることもなく、最後の直線を迎えたが、ゴール前は本気モードになるかなといった走り。ただ、あえて流すような形でフィニッシュしたので、最後のラップもそこまで速くはならなかった。
時計は6F83.1〜5F68.1〜4F53.3〜3F39.3〜1F13.0秒。数字はともかく、動き自体はしっかりしているので、レースに向けて徐々につくられているといった感じ。これなら先を見据えた上でのベストな状態で秋初戦を迎えることができそう。
(取材・文:井内利彰)