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【スプリンターズS】今年は天候の良し悪しでも明暗が分かれそう/データ分析(血統・種牡馬編)

  • 2019年09月26日(木) 11時55分
 29日に中山競馬場で行われるスプリンターズS(3歳上・GI・芝1200m)について血統・種牡馬別に検証していく。ただし、新潟競馬場で開催された2014年は除く。

 過去10回で最多となる4回の馬券絡みがスウェプトオーヴァーボード。3回でキングカメハメハクロフネアドマイヤムーンフジキセキが続く。

 ロードカナロア産駒は初出走となるが、前走キーンランドCを1人気に応えて快勝したことで上位人気と目されるダノンスマッシュのほか、前走セントウルSで2・3着と好走を果たしたファンタジストイベリスが出走予定。父ロードカナロアは12年スプリンターズSでGI初制覇を果たしており、翌年も1人気に応えて連覇を達成。なお、同産駒は下級条件も含めた場合、同コースの成績が「3-0-4-18」勝率12.0%・複勝率28.0%となっている。

 アドマイヤムーン産駒は延べ9頭が出走して「1-1-1-6」。昨年は同年の高松宮記念を制したファインニードルが前年12着からの変わり身を見せてスプリントG1を春秋制覇。ただし、昨年は雨が降るなか稍重馬場で開催されており、勝ち時計も1分08秒3と掛かっていたこともポイントかもしれない。今年出走予定のセイウンコウセイもタフな馬場を得意としており、高速決着が続く中山に対応できるかが焦点となりそうだ。

 Raven's Pass産駒タワーオブロンドンSpeightstown産駒モズスーパーフレア、どちらの産駒もスプリンターズSは初出走となるが、2頭には父系がゴーンウエスト系という共通点がある。Gone Westはミスタープロスペクター系のなかでも特にスピードに優れており、それは2頭の戦歴(勝ち時計)からも窺い知ることができるだろう。したがって、天気に恵まれ、レコード決着になりそうな馬場でこそのタイプに思える。

 Scat Daddy産駒ミスターメロディは今年の高松宮記念の勝ち馬。同産駒は世界的にも芝・ダート兼用と言える成績を残しているが、同馬の成績をみても決して速い上がりを使えるタイプではなく、少し時計が掛かる展開の方が理想的かもしれない。

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