「サウジアラビアRC・G3」(5日、東京)
昨年の覇者
グランアレグリアに続き、今年も藤沢和厩舎の良血馬が躍動する。
アブソルティスモは新馬戦こそ逃げて2着に敗れたものの、2戦目は中団からメンバー最速の上がり3Fを記録して差し切りV。津曲助手は「勢いのついた4角で他の馬に前に入られてしまった。それで気を使っていたけど、最後はよく伸びてくれました」とレースを振り返り、高い評価を与える。
半兄は17年ダービー、18年
天皇賞・秋を制した
レイデオロ。父が
キングカメハメハから
ダイワメジャーに変わり、スピード色が濃く出ている。「逃げ、差しと違うレース内容で結果を出せたのは大きいですね」と同助手はうなずく。今回は新馬戦の勝ち馬
サリオスも出走。「2戦目を使った強みがありますからね」とキャリアの差を挙げ、リベンジを狙っていた。
提供:デイリースポーツ