10月14日に東京競馬場、芝1800mで行われる
府中牝馬Sで秋初戦を迎える
ラッキーライラック(栗東・
松永幹夫厩舎)。今朝2日はレースに向けた1週前追い切りが行われている。
CWコースで
ブラゾンダムールを追いかける内容。ただ、向正面では相手がかなり前へ先行していたので、見た目には簡単に追いつかない距離。3コーナーあたりで前がラップを遅くしたこともあって、一気に距離が縮まっていくが、
ラッキーライラック自身は1Fごとにラップを速めている。
最後の直線もスピードが落ちることはなく、むしろ加速してゴールへと向かっていく。相手を簡単に追い抜いたのはもちろんだが、その後も気を抜くことなく走れていたのは、この中間追い切りで一番の動きだった。
時計は6F79.6〜5F64.9〜4F51.3〜3F38.0〜1F12.0秒。ラップを見ていただければ分かるように、前半から13秒台を踏みながらも、ゴールへ向かって加速ラップを踏んでいる。見た目だけでなく、時計も伴った走り。併せ馬ならしっかり動く、そんなところをあらためて見せてくれた動きだった。
(取材・文:井内利彰)