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【門別競馬情報】過去の勝ち馬、上位馬に「全国区」ビッグネームがズラリ並ぶ!北海道2歳優駿TR「第19回サンライズカップH2」/地方競馬情報

  • 2019年10月02日(水) 21時00分
 タービランスヒガシウィルウィンヤマノファイト。南関東に移籍後もタイトルを重ねる「全国区の強豪」が歴代優勝馬に名を連ねる2歳重賞、それが3日(木)門別メイン12R=発走20時40分=で行われる「サンライズカップH2」だ。2着馬までに10月31日(木)第46回北海道2歳優駿(1800m外回り、1着2500万円)への優先出走権が与えられる。

 昨年から再び、本番の北海道2歳優駿JpnIIIと同距離「1800m外回り」での施行となったことで、その連関性がさらに強力に。昨年はこのレース2着のウィンターフェルと3着イグナシオドーロが、北海道2歳優駿JpnIIIでワンツーフィニッシュ(修正後の競走成績=1着イグナシオドーロ、2着ウィンターフェル)を決めたのは記憶に新しい。

 さらに、その前3年間(施行距離はいずれも1700m外回り)の上位馬の顔ぶれも非常に豪華。タービランスが押し切った2015年は、翌年の3歳二冠馬スティールキングが2着。翌2016年は、3歳馬ながら「NARグランプリ2017」年度代表馬に選出されたヒガシウィルウィンが2着スウィフトハートとの接戦をハナ差で制し、待望の重賞初Vを決めた。

 さらに2017年は、現在も南関東古馬戦線のトップ級で活躍を続ける4歳馬ヤマノファイトが勝利。昨年3歳でJRAジャパンカップGIに挑み、レコード勝ちアーモンドアイの7着に食い込んだハッピーグリンが2着、翌春3歳一冠目「北斗盃H2」を勝ち、その後JRAに移籍し準オープンで好走のサザンヴィグラスが3着。とにかく「後のビッグネーム」が、その潜在能力の高さで上位争いに加わってくる確率が高い一戦だ。

 そうした観点から、今年最も注目されるのはヨハネスボーイだろう。今季開幕日の新馬戦「2019開幕記念 JRA認定スーパーフレッシュチャレンジ競走/1200m外回り」を7馬身差で圧勝、「2017年生まれ世代最初の勝ち馬」となると、7月にはブリーダーズゴールドジュニアカップH1(1700m外回り)を4角先頭から押し切って重賞初V。その後はJRA北海道シリーズに駒を進めクローバー賞2着(芝1500m)。出走権を掴んだ札幌2歳ステークスGIII(芝1800m)もゴール寸前まで先頭争いで踏ん張っての小差5着と、その素質の高さを全国にアピールし続けている。

 桧森邦夫師によると中間強めの負荷を掛ける調教ができて、レースに臨むプロセスが踏めたとのことで、変わらず好調でレースへと向かえそうだ。10月に入り馬齢重量が牡馬55キロ・牝馬54キロとなるため、今回ヨハネスボーイは55キロを背負うことになるが、「パワフルな走りをするし、こなしてくれるでしょう」と桧森師。重賞2勝目ゲットで大目標の北海道2歳優駿JpnIII(10月31日)への切符を手にできるか、大いに注目だ。

 他では、ブリーダーズゴールドジュニアカップH1でヨハネスボーイから0秒4差の2着に続いたアジュバント栄冠賞H2で母オノユウとの母娘制覇を成し遂げるも角川秀樹師阿部龍騎手がデビュー当初から「距離は長い方が良い」と話していて今回1800mに挑むバブルガムダンサーらも上位争いの有力候補。前走1700mで初めて勝利したスティールペガサスや、すでに7戦を重ね前走1700m圧勝で2勝目ゲットのティーズダンク、前走牝馬H3フローラルカップで先行し勝ち馬から0秒3差の5着に踏ん張ったルナクレアら“伏兵陣”らの走りも、今後を占う上でチェックは必須だろう。

 ゲートインは3日(木)夜、20時40分。お見逃しなく!

(文=ひだか応援隊)

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