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【サウジアラビアRC】コース別成績ではロードカナロアが一歩リード/データ分析(血統・種牡馬編)

  • 2019年10月03日(木) 10時20分
 10月5日に東京競馬場で行われるサウジアラビアロイヤルC(2歳・GIII・芝1600m)について血統・種牡馬別に検証していく。なお、いちょうS(新設重賞)、サウジアラビアロイヤルC(重賞)として行われた2014・2015年も含む。

 過去5年で最多となる3回の馬券絡みがディープインパクト。2回でルーラーシップネオユニヴァースダイワメジャーが続く。

 ハーツクライ産駒は「0-0-0-1」。17年にコスモインザハート(9人気7着)が出走しているが、今年は上位人気と目されるサリオスクラヴァシュドールがスタンバイしており、改めて真価を問われることになりそうだ。なお、下級条件も含めた場合、同産駒の2歳馬は東京芝1600mで「14-10-8-67」勝率14.1%・複勝率32.3%という成績。

 ロードカナロア産駒は「0-1-0-0」。17年2着のステルヴィオは、後に18年マイルチャンピオンシップ勝ち馬となった。今年はエンジェルサークルが出走を予定しているが、母の父ハーツクライは同産駒のなかでも最多となる3頭の重賞勝ち馬を輩出しているニックス。また、下級条件を含めた2歳馬のコース別成績においても「10-6-3-16」勝率28.6%・複勝率54.3%、と出走する種牡馬のなかでトップとなる好走率をマークしている。

 ダイワメジャー産駒は「0-0-2-3」。16年クライムメジャー(1人気3着)、15年アストラエンブレム(2人気3着)、と上位人気馬でも些か物足りない印象が否めない。今年出走予定のアブソルティスモレイデオロレイエンダの半弟、2代母レディブロンドディープインパクトの半姉という良血。なお、同産駒は下級条件を含めた2歳馬のコース別成績が「12-17-15-70」勝率10.5%・複勝率38.6%。

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