「
凱旋門賞・仏G1」(6日、パリロンシャン)
競馬の町・ニューマーケットで調教をつける女性ライダーは、日本と比べると段違いに多く、ライダー全体の6〜7割を占めるとか。せっかくの機会なので(?)、英語が堪能な他紙の若手記者Mに通訳を頼み、町を歩く女性に「日本馬の勝算」を聞くべく、突撃取材を敢行してみた。
おっと、早速出くわしたのは…えっ、ルメール!?いつもの柔和な笑顔で「
フィエールマンは元気ですか?」と聞かれたが、残念ながら、今回の
ターゲットは“女性”。そこそこに会話を切り上げさせてもらった(ゴメンナサイ)。
次に見掛けたのはいかにも関係者っぽい雰囲気の女性。早速、尋ねてみた。“今年の
凱旋門賞、日本馬に勝つチャンスはありそう?”「日本馬2頭がここにいるのは知っているわ」。おお、いきなり収穫ありか。「私はJ・ゴスデン厩舎のスタッフよ。当然、エネイブルが3連覇すると思っているわ」。そんな当たり前の答えは聞きたくなかったが、自厩舎のライダーなら仕方ないか。
気を取り直して
アタックした美女は、ダーレーで働いているというアスカイさん。「日本馬は勝てるのかですって?いいえ、勝つのはエネイブル。彼女はNo.1ホースよ!」。予想通りであるが、挙がった馬名はエネイブルのみ。そりゃそうだよね。やはり世界最強牝馬は、英国女性人気も高かった。
提供:デイリースポーツ