「
京都大賞典・G2」(6日、京都)
天皇賞・春2着以来の
グローリーヴェイズは2日、蓑島(レースはM・デムーロ)を背に美浦Wで
グランソヴァール(3歳1勝クラス)と併せ馬。1秒7追走する形から徐々に差を詰め、ラスト1Fで馬体を並べると、最後は1馬身先着。5F66秒2-38秒7-12秒4をマークした。
動きを見守った尾関師は好感触だ。「夏場を順調に過ごすことができました。きょうの動きも道中の進み具合は良かったし、しまいの反応もいい感じでした。力を出せる仕上がりにあると思います」とうなずいた。
京都は好相性。今年の
日経新春杯で重賞初制覇を達成し、G1の
天皇賞・春でも2着に善戦した。「開幕週で速い馬場が予想されますし、決して楽な競馬ではないと思っています」と課題を挙げつつも、「京都は合っていますからね」とコース適性の高さを強調。力は発揮できる。
「実りの秋になってくれればいいですね」と師は期待を寄せる。秋初戦で存在感を示し、この先にある大舞台へ向けて弾みをつける。
提供:デイリースポーツ