10月6日に京都競馬場で行われる
京都大賞典(3歳上・GII・芝2400m)の舞台となる京都芝2400m外。このコースについて解説していく。
4コーナー奥のポケットからのスタート。スタンド前直線を約600m走って1コーナーへ。向正面半ばからは徐々に坂を上り、3コーナーで頂点をむかえ、4コーナーにかけて下っていく。最後の直線は404m(Aコース使用時)で坂は無い。ただし外回りコースにおける高低差は4.3mあり、起伏の大きなコースと言えるだろう。
長めの距離、1コーナーまで十分に距離があるためか、ペースは上がりにくい。京都芝2400m外は、
JRA全コースの中でも屈指の速い上がりを求められるコースで、このレースも例外ではない。15年
ラブリーデイ、17年
スマートレイアー、18年
サトノダイヤモンドと「上がり1位」を記録した馬が3勝を挙げている。逆に逃げ馬(3コーナー1番手)の馬券絡みは2003年の
タップダンスシチー(1番人気1着)まで遡らなければならず、開幕週ながら逃げ馬は割引が必要だ。
なお、4回京都は全てAコースで行われ、
京都大賞典は2日目の開催。夏場に十分に野芝が生育した状態で開催されるため、良好な馬場コンディションで行われると考えて良いだろう。