netkeibaデータベースの
リニューアルにより加わった「データ分析」から興味深い数値を紹介します。「データ分析」では騎手と調教師の相性も一目瞭然。「直近1年」「直近5年」「通算」のコンビ実績を調べることができます。「データ分析」から浮かび上がった
毎日王冠の「ゴールデンコンビ」はこちら。
【
萩原清厩舎×
戸崎圭太騎手(
ダノンキングリー)】
1番人気濃厚だが、やはりこのコンビを推さざるを得ないだろう。
萩原清厩舎の騎手別成績を見ると、「直近5年」で29勝、「直近1年」で7勝とともに戸崎騎手が最多勝。主戦騎手として君臨している。
特筆すべきは「直近1年」における好走率の高さで、成績は7-4-3-8。複勝率63.6%、複勝回収率122.7%と出色の数字となっている。もともと
萩原清厩舎は「一戦必勝タイプ」ではあるが、とりわけ勝負どころでは
戸崎圭太騎手を起用する傾向が強い。例えば、期待の良血
メッシーナにはデビュー2戦目に乗り替わってしっかり勝利に導き、19年9月1日の1勝クラスでも1番人気に応えて優勝している。
ダノンキングリーはデビューから5戦全てで戸崎騎手が騎乗。3-1-1-0とほぼ完璧な成績ながら、クラシック2戦はタイム差無しの3着2着と涙を飲んだ。悲願のGI初制覇に向けて、秋初戦から好レースを見せてくれることだろう。