2017年のセレクトセールで1億5120万円と高額落札された
サトノパシュートがいよいよ今週6日に予定通りデビューします!京都の芝2000m戦。鞍上は浜中騎手です。
「もともと前進気勢のない馬でしっかりと攻め込みながらやってきました。だいぶ坂路でも時計が出るようになってきたし、入厩当初より動けるようになってきていますね」と辻野助手。
角居厩舎の
ディープインパクト産駒の男馬。当然期待を寄せるわけですが、現状ではまだ少々、その心身を持て余しているところがあるようです。
「まだ全力を走ることを知らないところはあるかな、と思いますね。全体的にまだ緩さも残るので使いつつといったところかな、というところもあります」
「馬格があって、馬体重は460から470キロくらい」とのこと。まだまだ子供っぽい印象はぬぐえませんが、ただ歩いているだけでもパッと目がいってしまう雰囲気の良さもあります。
母はアルゼンチンGIの勝馬。この中間は先日の
レディスプレリュードで3着だった
ラビットランや
カンタービレ等と何度か合わせ馬をしていました。このように日頃から強い相手と稽古できるのはチーム角居の強みですね。楽しみにしています!
(取材・文:花岡貴子)