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【凱旋門賞レース後コメント】キセキ C.スミヨン騎手、ブラストワンピース 川田騎手ら

ラジオNIKKEI
  • 2019年10月07日(月) 15時05分
 フランスのパリロンシャン競馬場で行われた凱旋門賞(G1)に出走した日本馬の関係者と、ソフトライト(フランス)に騎乗した武豊騎手のコメントは以下の通り。

7着 キセキ(角居勝彦調教師)
「残念です。前目での競馬をする作戦だったので、思っていたポジションとは違いました。馬群に入りましたが、それほどは引っ掛かっていなかったように思いますし、この馬場も苦手ではなかったはずですが、やはり日本馬にこの馬場をこなすのは難しいですね。ヴィクトワールピサ以来でしたが、凱旋門賞は世界の名馬、名調教師が集うレースで、この挑戦は楽しかったです。今回は良い結果ではなかったですが、いつか皆さんに喜んでいただけるチャレンジができるように頑張ります」

(C.スミヨン騎手)
「とても良いレースでした。ずっとヴァルトガイストの隣を走っていて、3コーナーから4コーナーまで順調でしたが、直線はスピードを上げることができませんでした。パリロンシャンの馬場は特殊で、この粘りの強い馬場はキセキには適していませんでした」

11着 ブラストワンピース(大竹正博調教師)
「見てのとおり残念な結果でした。パドックの周回も少なかったので、テンションも上がらずにいつもより良い状態でレースに向かえました。馬場は悪かったですが、どの馬も同じなので言い訳にはしたくないです。騎手との作戦どおり前目につける競馬ができましたが、フォルスストレートですでに手が動いていたので、直線はもう厳しかったですね。私にとっての初海外挑戦がこの凱旋門賞。自分のキャリアの浅さが足を引っ張ってしまいました。しかし、このデータをこれからどんどん蓄積していけば、いつか良い結果が出ると思います。またチャンスがあればこの舞台で走りたいです」

(川田将雅騎手)
「ニューマーケットでも良い調教ができたので、良い状態で本番を迎えられました。レースも流れには乗れましたが、あまりにも馬場が緩すぎました。こっちはただでさえタフなコースですが、それに加えて今日の馬場は厳しかったです。日本馬3頭とも結果が出せず残念でしたが、この経験を生かしたいし、また挑戦したいです。日本に帰ってもみんな頑張ってくれると思いますので、応援よろしくお願いします」

12着 フィエールマン(手塚貴久調教師)
「正攻法の競馬で打ちのめされました。馬場を歩いて、後ろ目での作戦を立てていましたが、思った以上に良いスタートが切れて面食らいました。レース中はそれでも粘ってくれるかと期待しましたが、やはり難しかったです。ニューマーケットからの輸送でしたが、状態は良く落ち着いていたし、レースまでの流れは良かったと思います。馬場の悪さは分かっていたことなので敗因にはできません。凱旋門賞のような最高峰のレースに、しっかりと調整して本番に向かえたのは良い経験になりました。これをどこかで生かしたいし、またリベンジしたいと思います。夜遅くまで応援していただき皆さんありがとうございました」

(C.ルメール騎手)
「残念です。もっと良い結果を求めましたが、早目にバテてしまいました。馬場が重すぎて走りにくかったので、加速できませんでした。馬のコンディションは良かったのですが、パリロンシャンのコースも難しい。やはりもっと速い馬場が良いです。前に行ったのは作戦ではありませんでしたが、スタートが良かったのであのポジションになりました。それでちょっと引っ掛かってしまった。凱旋門賞を見てくれてありがとう。また来年以降も頑張りましょう」

6着 ソフトライト(武豊騎手)
「前半スピードが足りずついていくのに苦労しました。馬場が悪いのはむしろ良いと思っていましたし、ラストは良い脚を使う馬なので、諦めずに追いました。大半の馬が大きくバテていた中で最後までしっかり走れましたし、この馬の力は出せたと思います」

(JRA発表による)

ラジオNIKKEI

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