13日に京都競馬場で行われる
秋華賞(3歳・牝・GI・芝2000m)について枠順・馬番別に検証していく。
過去10年、馬番別では最多となる4回の馬券絡みが4番。3回で1番と12番が続き、2回が2番、3番、6番、7番、13番、14番、15番となっている。なお、勝ち馬に焦点を当てた場合、複数回優勝例のある馬番は14番(2勝)のみ。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 0-3-2-15 複勝率25.0% 複勝回収率65%
2枠 1-2-3-13 複勝率31.6% 複勝回収率64%
3枠 2-0-1-17 複勝率15.0% 複勝回収率43%
4枠 1-1-0-18 複勝率10.0% 複勝回収率20%
5枠 0-2-0-18 複勝率10.0% 複勝回収率35%
6枠 1-1-2-16 複勝率20.0% 複勝回収率34%
7枠 3-1-2-23 複勝率20.7% 複勝回収率119%
8枠 2-0-0-28 複勝率6.7% 複勝回収率11%
複勝率ベースで考えた場合、好走率が高いのは1・2枠。一方、勝ち馬の枠順は幾らか外目に偏っている印象で、通算でも最も多くの勝ち馬を輩出している枠順が6勝を挙げる7枠だ。また、過去10年において複勝率6.7%と安定感を欠く8枠ですら2勝を挙げている点には注目したい。
【1〜3人気】
1枠 0-2-1-2 複勝率60.0% 複勝回収率106%
2枠 1-1-2-0 複勝率100.0% 複勝回収率145%
3枠 2-0-0-1 複勝率66.7% 複勝回収率103%
4枠 1-0-0-2 複勝率33.3% 複勝回収率73%
5枠 0-0-0-2 複勝率0.0% 複勝回収率0%
6枠 1-1-1-1 複勝率75.0% 複勝回収率105%
7枠 3-0-0-1 複勝率75.0% 複勝回収率112%
8枠 2-0-0-3 複勝率40.0% 複勝回収率70%
過去10年、1〜3人気が「10-4-4-12」という成績で、
秋華賞の勝ち馬はいずれも上位人気馬だったことになるが、4・5枠に限れば8枠以上に過信できない傾向が見受けられた。総合的に判断すれば、内過ぎず、外過ぎず、そして真ん中過ぎない2枠や7枠あたりが狙い目と言えるだろう。