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【JRA】サトノダムゼル上原助手「ポテンシャルは相当なもの」/秋華賞共同会見

  • 2019年10月09日(水) 15時00分
 6月23日の遅いデビューで3戦3勝負け知らずのサトノダムゼル(牝3・美浦・堀宣行)が、秋華賞(GI・京都芝2000m)に向けてウッドチップコースで最終追い切りを単走で消化。追い切りを終えて、上原佑紀調教助手が共同記者会見に臨んだ。

(最終追い切りについて)
「コンスタントに競馬を使っていて強い調教は必要ないということで微調整程度でしたが、追い切りの反応の確認と真っすぐ走れているかどうかなどの確認をメインに行いました。ウォーミングアップで少し速くなってしまったので、その分一段階時計を落としたのですが、追い切り自体は終いの反応も良くて良い内容だったと思います」

(追い切り日についていろいろな選択肢があったと思うが、今日追い切った理由は?)
「台風の影響を見ながらですが、金曜日に京都に輸送をすることも視野に入れていますので、(追い切った後の)明日以降の状態をしっかり把握したいということもあって今日水曜日に追い切りました」

(現在の状態は?)
「状態はすごく良いです。前走からの馬体の回復もスムーズで、昨日の時点で馬体重も前走の前よりも増えていて、毛ヅヤも良化しています」

(3戦3勝だが、この3戦はどのように見ているか?)
「3回とも違う競馬場で、デビュー戦は少し出遅れて後ろからという形になりましたが、ここ2戦は先行していて非常に自在性があるなという印象を受けています。2戦続けてミルコ・デムーロジョッキーが乗ってくれていますけど、非常に乗りやすいとのことですし、その辺が武器になると思っています」

(6月23日と遅いデビューで、その分苦労が多かったのでは?)
「そうですね、元々体質があまり強い方ではなかったですし、血統的にも非常に期待している馬だったので、慎重に進めてきました。(2戦目に向けて)7月30日に入厩してからはずっと在厩で調整を進めていて、細かい状態を間近で把握しながら進めてこれましたし、レースでも結果が出ていますので、このまま順調にレース当日を迎えたいという思いです」

(デビューしてから3か月と少し、この短期間で馬が変わってきた点は?)
「1番大きいのは、体質が強化されているということです。入厩した当時は体質の弱さを少し見せていたのですが、使いながら体質が強化されているような印象を受けています。今は馬体自体もしっかりしてきているような感じで、精神的にも落ち着いています」

(一気に相手が強くなる今回の秋華賞で、この馬が好走するポイントは?)
「操作性の高さがストロングポイントでもあると思います。ミルコ・デムーロジョッキーが続けて乗ってくれていますし、自在性の高さを生かして、良いポジション取りをしてほしいというのと、相手が一気に強化されますが、この馬のポテンシャルは相当なものだと僕たちも思っているので、強い相手と戦うことでこの馬の能力を引き出してもらえたらなという思いが強いです」

(その点でも引き続きデムーロ騎手騎乗は心強い?)
「はい、非常に心強いです」

(馬場が悪化した場合は?)
「恐らく悪化するとは思うのですが、3戦中2戦で重馬場をクリアしていますし、内容も悪くないので、重馬場自体はこの馬にとってはマイナスではないと思います」

(最後にレースへの意気込みを)
「3戦無敗でまだ底を見せていないのが最大の魅力だと思います。僕たちも秋華賞本番でどういった競馬をしてくれるのか非常に楽しみにしているので、ファンの皆さんもどういったパフォーマンスをするのかを期待して応援して頂けたらと思います」

(取材・文:佐々木祥恵)

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