春の休み明けと同じ、芝1800mから秋の始動となる
ラッキーライラック(栗東・
松永幹夫厩舎)。今朝10日は
府中牝馬S(10月14日・東京芝1800m)に向けた最終追い切りを行っている。
いつもと同じ、CWコースでの最終追いだったが、馬場閉鎖のアク
シデントがあり、角馬場で待たされるような形に。これがどう影響したのか、騎乗した丸内永舟調教助手に聞くと「馬場入りする際に他馬の追い切りを見て、少し興奮するようなところがありましたが、向正面に行くと落ち着きました」とのこと。
実際に動きを見ていても、向正面の走りは
リラックスしていたし、ラップを見てもそれを示している。
4コーナーから最後の直線ではしっかり加速できていて、ラスト1Fは鋭い伸び。時計は6F85.2〜5F69.1〜4F53.9〜3F38.7〜1F11.9秒。全体は速すぎず、後半は遅すぎずといった、ちょうどよい最終追いになったのではないだろうか。
(取材・文:井内利彰)