毎週欠かさず馬場に関する情報を収集し、自身の予想に反映させるというスポーツニッポンの“万哲”こと小田哲也記者が、“予想に役立つ馬場情報”をコンセプトに、重賞が開催されるコースについて、当週の降水量・前日のレース結果等を踏まえた主観的意見から、よりライブな馬場状態を解説する。
【秋華賞(京都の芝傾向)】
土曜の京都は開催されたものの、台風19号の影響で大量の雨が降った。JRAホームページによると、土曜午前5時30分測定時は芝は稍重だったが、9時半前に「不良」に変更されたので、それだけ短時間に雨が降ったのだろう。午前中は1時間に約30mmの大雨の時間帯もあり、土曜の総降水量は100mmを超えている。ダートは完全に水が浮いた状態。当然、雨の影響はレースにも出ている。
土曜は、芝競走は5鞍施行。勝ち馬の最終4コーナーの位置は「4番手、1番手、10番手、5番手、2番手」。驚いたのは...