12日、オーストラリアのコーフィールド競馬場でG1・トゥーラックH(芝1600m・18頭立て・1着賞金30万豪ドル=約2209万円)が行われた。
道中は中団から進んだ10番人気の日本産馬フィアースインパクト(牡6、C.ウィ
リアムズ騎手)が最後の直線で鋭く末脚を伸ばし、馬群を割って追い込んだ1番人気ナイツウォッチ(セ6、J.マク
ドナルド騎手)の追撃を退け、1.3/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分35秒19(良)。
フィアースインパクトは
父ディープインパクト、
母ケイアイガーベラ、
その父Smarty Jones。全弟にケイアイノーテックがいる血統。北海道新冠町の隆栄牧場の生産馬で、2014年のセレクトセール当歳で7128万円(税込)で落札された。
当初はイギリスのD.シムコック厩舎に所属していたが、2018年にオーストラリアのM.スミス厩舎に移籍。重賞は2018年
サマーC(豪G3)に次いで2勝目。通算成績は20戦4勝。
※馬齢表記は豪州の現地表記に準ずる。