ビーチサンバの秋緒戦・
ローズSは先行からの競馬での2着でした。友道師はこのレースから
ビーチサンバの夏を越しての成長を評価しています。
「思っていたレースとは違いましたが、最後までしっかりと頑張って差し返すようなところも見せていたので夏を越しての成長を感じましたね」
以前からがっちりした体型でしたが、この秋はさらにパワーアップしている印象を受けます。走り方もしっかりしてきたそうですよ。
「身体は数字的に体重は増えていませんが、見た感じひと回りぐらいパワーアップしたような感じます。
走るフォームはいつも乗っている助手の話によれば、すごくしっかりして手前を替える時も春に比べてスムーズさを増している。追い出してからの反応も良くなっている、とのことです」
気になるのは距離と馬場ですね。
「この馬は若干距離の壁はあります。
オークスに関しては若干距離が長かったかな、と思います。でも、前走の
ローズSの内容を踏まえて、今回の
秋華賞の2000mはこなしてくれると思っています。
馬場については、お父さんが
クロフネなので多少渋っても大丈夫でしょう。ひと夏越して成長していますし、最後の一冠はなんとかとらせてあげたい。頑張ります」
(取材・文:花岡貴子)