10月19日にコーフィールド競馬場で行われる、総賞金515万豪ドルのG1・
コーフィールドCに出走予定の
メールドグラースが、相棒の
D.レーン騎手を背に同競馬場で追い切りを行った。
他の有力馬の追い切りが終わり、日の出と共に登場した
メールドグラースはレーン騎手を背に本馬場へ入場。
軽めのキャンターから1000mより徐々にスピードを上げ、最後まで持ったままの馬なりで追い切った。時計は4F56秒、最後の2Fは25.85秒。
追い切り後は土曜日の競馬に向けて、装鞍所からパドックまで入念なスクーリングをした。
レーン騎手は「日本で競馬をして来た相手と、こちらのメンバーを比べるのは難しいが、力を発揮すればここでも必ず勝負になるはず。今日は軽めの調教だったが、動きもスムーズで状態は良さそう。調教からそんなに動く馬ではないが、本番で力を発揮するタイプなので心配はしていない。ハンデも55.5kgなら勝ち負け出来るはず」とコメント。
清水久詞調教師は「輸送減りもせず、予定していた通りの調教が出来ていて、ここまで順調に来ています。地元の方に評価していただいて(現在
コーフィールドC2番人気)本当にありがたいですし、海外のG1を勝つことは目標としている事なので土曜日が楽しみです」とコメントした。
(取材:川上鉱介)