14日、
盛岡競馬場で行われた第32回
マイルチャンピオンシップ南部杯(3歳上・JpnI・ダ1600m・1着賞金4500万円)は、好位後ろでレースを進めた
吉原寛人騎手騎乗の4番人気
サンライズノヴァ(牡5、栗東・
音無秀孝厩舎)が、3〜4コーナーで先団までポジションを上げ、その勢いのまま直線先頭に立って押し切り、内から脚を伸ばす2番人気
アルクトス(牡4、美浦・
栗田徹厩舎)に1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分34秒2(良)。さらに1.1/2馬身差の3着に1番人気
ゴールドドリーム(牡6、栗東・
平田修厩舎)が入った。なお、3番人気
ロンドンタウン(牡6、栗東・
牧田和弥厩舎)は5着に終わった。
【1着
サンライズノヴァ 吉原寛人騎手】
「念願の、GIを勝つことが夢だったので、今日その日を迎えることができて本当に嬉しく思っています。
音無先生とも作戦を相談していて、
JRA勢の後ろ位にはつけてくれということだったので、僕もその方がさばくのにいいと思っていましたし、理想的な位置でした。今日は、馬場が皆外を回るような状態(内が深い)だったので、あまり後ろから、外を回るのは距離ロスになるなと思って、なるべく前目につけたいと思ってました。
最後の脚がすごい馬なので、多少早めに行っても持ちこたえてくれると思いました。4コーナーの手応えがすごかったので、これなら行けると思いました。直線半ばで
ゴールドドリームの脚音が聞こえない感じだったので、これはと思いました。
サンライズノヴァは、馬格もしっかりしていて、乗り味が良くブレも少なく、これまで乗った馬の中でもすごい名馬だと思います」
【3着
ゴールドドリーム C.ルメール騎手】
「今日は直線で進路を見つけるのに苦労してしまいました。休み明けで少し反応も悪かったです。今日は残念でしたが、次はいいと思います」
(取材:高橋正和、編集:netkeiba)