NHKマイルCでG1の2勝目を挙げた
アドマイヤマーズ(栗東・
友道康夫厩舎)。今秋も
ビッグタイトル奪取を狙って、
富士S(10月19日・東京芝1600m)から始動予定。今朝16日はレースに向けた最終追い切りを行っている。
CWコースを半周した後、坂路馬場へ移動。単走での追い切りだったが、気負う様子もなく、スムーズに登坂した。ただ、走り出すと一気にスピードが乗ってしまうところもあるタイプだけに、そのラップの踏み方には注目していた。
スタートは14.2秒での入り。続いて13.5秒ということで、今回はきれいな加速ラップを踏んでいけそうだなという感じ。3F目も12.6秒と本当にきれいに加速し続けて、最後は12.5秒でフィニッシュした。
4F52.7秒。思っていた以上に速い時計が出たが、それだけ動ける状態だったということだろう。今回が古馬との初対戦、それでいて57キロという斤量。厳しい条件になってくるが、これからG1勝利を積み重ねるためには、今回の条件でしっかり結果を出してほしいところ。
(取材・文:井内利彰)