10月20日(日)に京都競馬場で行われる第80回
菊花賞(GI)に登録している
レッドジェニアル(牡3、栗東・
高橋義忠厩舎)について、
高橋義忠調教師のコメントは以下の通り。
(前走の
神戸新聞杯4着を振り返って)
「休み明けの初戦でしたが、落ち着いて競馬ができたと思います。
菊花賞に向けて、精神的な状態も含めて試したいことがいろいろありましたので、折り合いなどの面が確認できました。今回のレースにつながるようなレース内容ではあったかなと思います。レースの流れ自体が少しこの馬には合わなかったというところでしたが、収穫のあるレースだったと思います。
春は折り合いの面でだいぶ課題がありましたので、そういう面はだいぶ解消されつつあるのかなと思っています。
ダービーに出走した後、上手い具合に放牧期間を過ごせました。放牧期間に馬の状態を確認しに行った時にだいぶ落ち着いているなという感じに見受けられました。良い形で今は来ているかなと思います。
デビューする前辺りが一番良いというか、馬体的には良い感じでデビューできたのではないかと思っていました。その後はあまりにも精神的な状態が伴わなかったというか、少し気負うようなところもかなりありました。そういうところで体重を落としていました。その辺がまた普通に戻ってきたかなという感じでしょうか」
(前走後の調整について)
「少し変則な調教日程ではありましたので、普段と同じように日曜日に負荷をかけました。この馬はいつも当該週は木曜日に追い切りをしている馬ですので、変わりなく明日もやる予定です。あまり日程的な変化もなく今回も調整できていると思います」
(今回のレースに向けて)
「相性の良いコースだとは思いますので、自信を持って競馬に臨めればと思います。
競馬に行けば、ジョッキーにお任せするしかありません。毎日の調教自体が春先に比べるとかなり充実した感じに見受けられますので、その辺が競馬に行っても変わりなく平常心で走れれば、結果は付いてくるのかなと思っています」
(取材:米田元気)
ラジオNIKKEI