16日、
大井競馬場で行われた第26回
マイルグランプリ(3歳上・重賞・ダ1600m・1着賞金2500万円)は、先手を取った
笹川翼騎手騎乗の5番人気
ワークアンドラブ(牡4、大井・
荒山勝徳厩舎)が、4コーナーで差を詰めてきた2番人気
グレンツェント(牡6、大井・
藤田輝信厩舎)を振り切ってゴールまで押し切り、最後はこれに1.1/2馬身差をつけ優勝した。クビ差の3着に1番人気
ノンコノユメ(セ7、大井・
荒山勝徳厩舎)。勝ちタイムは1分39秒7(重)。
【
笹川翼騎手のコメント】
「相手も一戦級でしたが、この馬も前走強い勝ち方をしてましたので、自信を持って乗りました。スタートからスムーズに運べて、競り合いになれば負けない自信があったので、直線はそういう形になったので、この馬の持ち味は最大限出せたのかなと思います。(他馬に)来られてからもう一伸びしてますし、道中も1頭で抜け出たときフワフワしてましたが、いいペースで運ぶことができて良かったです。
まだこの先のことはわかりませんが、この馬はいい意味で相手なりというところがあるので、今後強いところに入っても、いい競馬ができると思います」
【
荒山勝徳調教師のコメント】
「(馬主の)コパさんから、南関所属の持ち馬で重賞を勝ったことがないから、頼むよと言われていたので、それが実現できて良かったです。ハナに行くとは思ってませんでしたが、結果正解でした。レースは、正直、
ノンコ(ノユメ)の方を見ていて…。あれ、粘ってるなと(笑)。馬の方は、今日もいつも通り、困ったちゃんぶりを発揮していました。元気なんですが、言うことを聞かない…。
次走は、馬の様子を見てですが、コパさんがJBCに行こうと言っていたので、
JBCクラシックに行きたいと思います。なお、
トロヴァオ(5着)を
JBCスプリントと考えています。
ノンコノユメは、あまり周回コースは良くないと思うので、(浦和の)JBCは無いと思います」
(取材:高橋正和、編集:netkeiba)