19日に東京競馬場で行われる
富士S(3歳上・GIII・芝1600m)について枠順・馬番別に検証していく。
過去10年、馬番別では最多となる4回の馬券絡みが3番と11番。3回で14番が続き、2回が4番、8番、9番、10番、13番となっている。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 0-0-0-17 複勝率0.0% 複勝回収率0%
2枠 2-1-1-15 複勝率21.1% 複勝回収率150%
3枠 1-0-2-16 複勝率15.8% 複勝回収率92%
4枠 2-3-0-14 複勝率26.3% 複勝回収率87%
5枠 2-1-1-15 複勝率21.1% 複勝回収率156%
6枠 0-2-2-16 複勝率20.0% 複勝回収率86%
7枠 1-1-4-17 複勝率26.1% 複勝回収率163%
8枠 2-2-0-21 複勝率16.0% 複勝回収率72%
まず、傾向として1枠の不振が目立つが、17頭中15頭が6人気以下、10頭が10人気以下だったことを踏まえれば、一概に凡走しやすい枠順とは言い難いかもしれない。ただし、14年1枠2番
キングズオブザサン(4人気10着)、09年1枠1番
レッドスパーダ(1人気15着)、と上位人気馬でも大敗していた点については併せて覚えておきたい。
【1〜5人気】
1枠 0-0-0-2 複勝率0.0% 複勝回収率0%
2枠 1-0-1-2 複勝率50.0% 複勝回収率117%
3枠 1-0-1-4 複勝率33.3% 複勝回収率83%
4枠 2-1-0-5 複勝率37.5% 複勝回収率71%
5枠 2-1-0-3 複勝率50.0% 複勝回収率115%
6枠 0-2-1-6 複勝率33.3% 複勝回収率75%
7枠 1-0-2-4 複勝率42.9% 複勝回収率92%
8枠 2-1-0-5 複勝率37.5% 複勝回収率108%
過去10年、1〜5人気の支持を集めていた馬は「9-5-5-31」複勝率38.0%という成績。それぞれの枠順別成績を鑑みても、1枠を除けば概ね同等の好走率を示しており、特に枠順による有利不利はないと言ってしまっても問題ないだろう。