netkeibaデータベースの
リニューアルにより加わった「データ分析」から興味深い数値を紹介します。「データ分析」では騎手と調教師の相性も一目瞭然。「直近1年」「直近5年」「通算」のコンビ実績を調べることができます。「データ分析」から浮かび上がった
富士Sの「ゴールデンコンビ」はこちら。
【
池江泰寿厩舎×
津村明秀騎手(
ストロングタイタン)】
京成杯AHの際に「ゴールデンコンビ」として紹介し、10番人気3着と波乱を演出した「
池江泰寿厩舎×藤井勘一郎騎手」のコンビ。再度、このコンビで臨む
ジャンダルムには当然注意を払いたいところだが、ここでは池江厩舎のもう一頭、
ストロングタイタンに注目したい。「
池江泰寿厩舎×
津村明秀騎手」の直近1年の成績は2-1-3-2。複勝率75.0%、複勝回収率213.8%と極めて優秀な数字が残っている。
ダノンチェイサーや
スヴァルナといった期待の良血馬をしっかりと勝利に導いている。
実はこのコンビの「直近5年」成績は2-1-3-2。この1年の間に急速に関係が深まっているのだ。秋の東京という名うての騎手が顔を揃える舞台での重賞への起用は、それだけ池江調教師の津村騎手への期待が大きいということだろう。
ストロングタイタンは近3走こそ二桁着順の大敗を喫しているが、その前は
中日新聞杯で3着。前年には
鳴尾記念を制しており、十分、能力は通用する。その
鳴尾記念は1.57.2の好時計勝ちだっただけに、23戦目にして初となる1600mがプラスに働いても不思議ではないだろう。実際、半弟
ミラアイトーン、半妹
ギルデッドミラーはともにマイル以下で活躍中だ。