「
菊花賞・G1」(20日、京都)
神戸新聞杯4着から菊獲りを狙う
レッドジェニアルは18日朝、ゲート練習を行った。「前走は練習の効果もあってうまくゲートを出られた。精神的に落ち着いてきたと思う」と高橋忠師は気性面の充実ぶりを口にする。
枠順は昨年の勝ち馬
フィエールマンと同じ6枠12番。「騎手は内めの方がいいと言っていたが、幸い偶数なので奇数よりかはいいと思います」と師は前向きに捉えていた。事前発表馬体重は前走からプラス6キロの494キロだが、「太めという感じではないし、成長分だと思う」と気にする様子はない。
未知の3000メートルをこなすには、折り合いが重要なポイントとなる。「あくまでも冷静さを保てるように。リズムを崩すことなく平常心で競馬ができれば、力は出せる」と話し「そのあたりは騎手にお任せ」と酒井に託すだけだ。
「やれることは全てやってきたし、新馬から能力は感じていたので」と指揮官は自信をのぞかせる。
京都新聞杯では、のちのダービー馬
ロジャーバローズを撃破した実力馬。母父は01年
菊花賞馬の
マンハッタンカフェと血統背景からも距離延長は問題ない。〈2・0・2・0〉と得意の淀で“乱菊”を演出する。
提供:デイリースポーツ