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【菊花賞】ワールドプレミアが最後の一冠を制す! 武豊騎手は父ディープ以来の菊花賞5勝目/JRAレース結果

  • 2019年10月20日(日) 15時46分
 20日、京都競馬場で行われた菊花賞(3歳・牡牝・GI・芝3000m)は、好位でレースを進めた武豊騎手騎乗の3番人気ワールドプレミア(牡3、栗東・友道康夫厩舎)が、直線で先頭に立って、外から猛然と追い上げた8番人気サトノルークス(牡3、栗東・池江泰寿厩舎)をクビ差凌いで優勝した。勝ちタイムは3分6秒0(良)。

 さらに1馬身差の3着に1番人気ヴェロックス(牡3、栗東・中内田充正厩舎)が入った。なお、2番人気ニシノデイジー(牡3、美浦・高木登厩舎)は9着に終わった。

 勝ったワールドプレミアは、父ディープインパクト母マンデラその父Acatenangoという血統。ソエの影響で春のクラシック出走は叶わなかったが、復帰戦の神戸新聞杯3着を経て見事クラシック最後の一冠を手にした。

 鞍上の武豊騎手は1988年スーパークリーク、1996年ダンスインザダーク、2000年エアシャカール、2005年ディープインパクトに続く菊花賞5勝目。史上最年少勝利、最年長勝利両方の記録保持者となった。

武豊騎手のコメント】
 今日はチャンスがあると思っていたので、勝ちたい気持ちが強かったです。
 (ワールドプレミアが)クラシックに乗る馬になって欲しいと思っていたんですけど、春のクラシック出れなかったんですが、こうやって最後の一冠を勝つことが出来て非常に嬉しいです。
 良いスタートを切れて、枠順も良かったのでなるべく内を走ろうと思っていたんですが、馬が上手に走ってくれて最高の形になりました。
 (残り200mで先頭に立ったことについて)すごく良いタイミングだと思いましたし、まだ馬も力が余っている感じがしたので、後は一生懸命走ってくれと願うだけでした。

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