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天皇賞(秋)・G1」(27日、東京)
神戸新聞杯を圧勝した
サートゥルナーリアは、距離適性を重視してクラシック最後の1冠・
菊花賞ではなく、
天皇賞・秋で古馬と対戦することを選んだ。
アーモンドアイとの一騎打ちムードが漂うが、滝川助手は「僕らは挑戦者。成績が違い過ぎますから」と最強女王に敬意を払う。
中間は一度、放牧へ。「馬を緩めたので、ほっこりしていたが、また戦闘モードに入ってきている。20日もハミを取って走っていたからね。体重は前走と変わりないと思いますよ」と笑顔で話した。
今回の課題は東京競馬場。ダービーではイレ込んでしまい、出遅れて唯一の敗戦(4着)を喫した。「中山ではそんなことないんですけどね。馬房でメンコをつけるなど、いろいろ工夫したい」と対策を講じて大一番へ。計り知れない能力を秘める3歳世代のエースが、女王狩りに挑戦する。
1週前追い切りは、西村淳(レースはスミヨン)を背に栗東CWで6F83秒9-11秒8(馬なり)。力強いフットワークで、最後は自らハミを取り伸びた。休み明けをひと叩きされて、気配も上昇カーブを描いている。
提供:デイリースポーツ