今年の
天皇賞・秋は
アーモンドアイと
サートゥルナーリアの2強対決。そんなムードが高まっているが、これに関してはまったく異論はない。この2頭を比較した場合、東京芝2000mというト
リッキーなコース設定に不安があるなら、
サートゥルナーリアというのが個人的な考え。
理由は折り合い面。スタート直後のポジション争いがタイトになれば、こすられて頭を上げるシーンあるのでは。そうなれば折り合いを欠くかも、と想像したが、23日の追い切りを見るかぎり、そんなことを回避できそうなのがC.スミヨン騎手。CWでの呼吸の合わせ方を見ていると、馬の行きたがる気持ちを拳のなかにうまく収めて走らせている、そんな印象を受ける。この動きを見ているのに、レースで折り合いを欠くという予想にはセンスがない。
一方、
アーモンドアイは
安田記念のレースを見ても、少々の不利でくじけるような、やわな牝馬ではない。
オークス以降続いている、1週前追い切り、最終追い切りともに
C.ルメール騎手が跨るという調教パターンで今回も万全な仕上げ。正直、この2頭に関して調教内容からマイナス面を指摘することはできない。
ただ、馬券には「3連系」があり、もう1席に誰が座るかは重要なポイント。しかし、今回本命を打ちたいと思っている馬は「2頭の次」という
モチベーションではなく、「2頭を負かす可能性がある」というところまで考えている。じつはその候補が2頭いるので、私のなかで今年の
天皇賞・秋は“4強”。その2頭については、
ウマい馬券でじっくりと解説したいと思う。
(文=井内利彰)
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