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【天皇賞・秋予想】 日刊紙の記者たちが激論! 「アーモンドアイvsサートゥルナーリア! 果たして強いのはどっちだ!?」(前編)/JRAレース展望

  • 2019年10月25日(金) 20時03分
 GI馬10頭が共演する今年の天皇賞・秋。稀に見る好メンバーのなかでも、やはり注目はアーモンドアイサートゥルナーリアロードカナロア産駒2頭だろう。今回は日刊紙の競馬記者3名にご登場いただき、その「2強対決」の注目点をうかがった。現場を知る記者たちは、どちらを中心に考えているのだろうか?

【豪華絢爛! 天皇賞・秋は2019年の王者決定戦だ!】

スポーツニッポン・高木翔平(以下、高木):まさに、豪華絢爛! すごいメンバーが揃いましたね。

スポーツ報知・坂本達洋(以下、坂本):GI馬が10頭も出走。10月にして、早くも2019年の決定戦と呼べる一戦です。

高木:アーモンドアイサートゥルナーリアダノンプレミアムワグネリアンスワーヴリチャードアルアインアエロリットウインブライトマカヒキ、ケイアイノーテック…出走するGI馬を並べただけでワクワクします!

坂本:ただ、勢いという意味ではちょっと物足りない馬も多い。スティッフェリオなど気になる新興勢力はいるものの、あくまで「2強対決」と捉えている人が多いのではないでしょうか?

スポーツニッポン・秋田麻由子(以下、秋田):現在、天皇賞を連覇中(昨年秋にレイデオロ、今春にフィエールマンで制覇)のルメール騎手が、大本命・アーモンドアイに騎乗。「天皇賞」の3連覇なるか? という点も見どころかな。

高木:今年のGIでは一番メンバーが揃う、面白いレースになりそうですよね。

秋田:ここを勝った馬が年度代表馬になると思っていいかもしれないね。私は、その筆頭候補はなんといってもアーモンドアイだと思ってるよ。ここ最近のなかで、アーモンドアイは類を見ないほどの名馬だと思ってる。身体の柔らかさがすごい。昨年のジャパンC以降ここまで、あの衝撃に比肩するインパクトを持つレースはなかったんじゃない?

坂本:前走の安田記念(3着)も、負けて強しという内容です。むしろ、マイルという舞台であの末脚を使えるのを見て、さらに進化しているな…と。改めて、底知れない素質と伸びシロを感じました。

秋田:あれだけ大きくバランスを崩すような不利を受けてもしっかりと立て直して、3着までこられたのはすごいよね。

坂本:ジャパンCのように前での競馬もできる。秋華賞安田記念のように中団後方からの競馬もできる。マイルでは挽回が難しいようなロスに見舞われても、2000mの舞台では勝ちきれる。この舞台では、まさに死角なし! アーモンドアイの勝利は、盤石なものかと思います。

高木:率直に、春より強くなってると思います。夏に天栄に行って、アーモンドアイの様子を見て来ましたが、素晴らしかった。

秋田:私も8月に天栄に行ったけど、見た目がスリムになったよね。今年はいつもより天栄で負荷をかけている。その負荷に耐えられるというのも、体質的に強くなった裏付けだと思う。

高木:多くの人が意見一致しているところですよね。スタッフの方々も「どっしりしてきた」「馬が違う」と絶賛。精神面での成長も著しいようです。

秋田:国枝先生は、余計な肉が落ちたアーモンドアイを見て「良い意味で枯れた」と、顔をほころばせてたよ。古馬らしい身体つきになった彼女が、さらに進化した走りを見せてくれるかもしれないね! ただ、もともとの状態で抜群の結果を残してきた馬だけに、この変化がどう働くか? という懸念はあるかもしれないけど…。

坂本:私は、この変化をポジティブに捉えています。国枝先生がおっしゃるには、ベストの条件は1800〜2000m。不安要素は、見当たりません。

秋田:そうだね。私もアーモンドアイが大本命だと思うな。高木くんも同意見では?

高木:いえいえ、僕はまだ、アーモンドアイが絶対的だとは思っていませんよ!


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